リビングの王様「iPad」

iPadの可能性についてはいろいろメディアでも取り上げられているが、iPadの真の可能性はリビングの王様になることだと思う。
リビングの王様になるための要件は「手軽」であることだ。リビングの王様になるためにはこれに限る。
ユーザはリビングでは面倒な作業はしたくない。見ているTVに関する情報を検索するためにノートPCを開くなんてもっての他。もちろん、起動を待ってなんかいられない。
今まではリビングでのちょっとした検索は、携帯電話やスマートフォンが担っていた。しかし、携帯電話やスマートフォンはモビリティが高いという利点があるものの、画面が小さいという致命的な欠点がある。画面の小ささはリビングにいるときは徒となる。
iPadはまさしくこれらの「面倒くささ」「画面の小ささ」を解決できる。リビングでTVを見ながら、「手軽」に膝の上でぱちぱちっと検索するにはうってつけだ。
こんな「手軽」なiPadにも、もちろん、改善点がある。一番、大きな改善点は「重過ぎる」こと。680gは重過ぎる。本を閲覧するように宙に浮かせた途端、重すぎて使えなくなる。(筋肉増強トレーニングにはもってこいだが)
とは言え、そのうち「重過ぎる」という問題は改善されるだろう。Appleが解決しなくても、どこかのメーカが超軽量Android端末(60g希望!)とかで解決してくれるのかもしれない。液晶と本体を切り離したりするといいのかもしれない。もちろん液晶は有機EL
あと、リビングの王様になるために、必要なことは、リビングの家電をお手軽に制御できること。そう、リモコンになること。そうすれば、ユーザはリモコンの山から解放される。
まぁ、10分くらい考えたら、これくらいのアイデアが出るんだから、ジョブズなんかは当たり前にこれくらいは考えているんだろう。なんにせよ、iPhoneの画面を大きくしただけに見えるiPadだが、実に深い。