論理的思考を身に付けるためには何が必要か?
論理的な思考を身に付けるために実践しようと思っていることを記録しておく。論理的思考を身に付けたい人は参考にして下さい。
論理的とは『客観的に筋道が通っていること』である。独りよがりな筋道は論理的ではない。
論理的な思考の順序は以下である。
- 問題提起
- 現状分析
- 原因究明
- 解決策の探索
- 改善提案
論理的に考えるために必要な要素は次の3つである。
- 主張
- 論拠
- データ
主張は言いたいことであり、論拠はそれを支える原理原則、データは具体的な事実となる。この3つが揃わないと、聞き手が主張を納得できないことが起こる。
論理的思考には大局観が必要となる。重箱の隅を突くような議論は屁理屈となってしまう。マクロからミクロへ物事を考えるようにする。
情報整理に役立つツールは次のものがある。
- 箇条書き
- ロジックツリー
整理した情報を分析するには次の軸で考える。
- 違い(あるとき・ないとき、過去・未来)を明確にする
- 仮説を立てる
2つ目の仮説を立てることが重要である。世の中のほとんどのことが未確定なことなのだから自信を持って仮説を立てればよい。
解決策を見つけるためには次の軸で考える。
- 『要するに』
と言う問いかけを常に自分へ
この『要するに』、つまり論旨にぶれがあると聞く人が混乱する。ぶれがあるとあっさっての方角から質問が来たりする。この質問は厄介だ。用意していない質問である場合が多い。このような質問を避けるためにも論旨をぶらさないようにする必要がある。
つまり、聞き手に余計な情報を与えてはいけない。
この『要するに』にを支えるのは前記した主張・論拠・データである。
上記した情報をもとに論理的思考を身に付ける。