エネルギー政策に望むこと

野田首相はどのようなエネルギー政策を取るのだろうか。
今の日本にあるべきエネルギー政策のビジョンは「脱・原発」である。これは管前首相が実施しようとした政策の中で一番共感できるものであった。
野田首相はこのビジョンに対して、どのように取り組むのだろうか。
原発の制御が不能であることは、先の東北関東大震災における福島第一原発により証明された。人間が制御できない原発を使うことは、もはや許されない。私たち日本国民は、広島の原発の600倍のセシウムが拡散された事実を真摯に受け止めるべきだ。
その上で、資源のない日本において、どのようなエネルギー政策をとるかを議論して頂きたい。
当面は火力に頼るしかない。その裏で、再生エネルギーへの技術開発に力を入れ、数10年後にはその技術を他国へ輸出できるような絵を書いて頂きたい。